代表あいさつ

代表あいさつ

ストラッテの代表から皆さまへごあいさつ

我々が生きている現代社会は、IT技術の急速な進化をベースに、日々景色が移り変わるめまぐるしい時代と言えます。特に、スマートフォンの誕生・浸透以降、人々の日常生活における消費行動パターンは大きく変化し、90年代後半と比べれば大きなパラダイムシフトが生じたと言っても過言ではありません。

このエポックメイキングな出来事は、一般層の生活はもちろん、ビジネスレベルでも大きな変革をもたらし、その潮流に乗ることのできない企業は淘汰される運命にあります。

このような時代背景の中、弊社は「コンバージョンの獲得」を事業ドメインとし、多くの企業様に価値の提供を行っております。

特に、イノベーター理論を元にしたターゲット層の切り分け、心理分析とそれに基づくストラテジー立案、結果にコミットする姿勢は弊社のコアコンピタンスとして、万斛のクライアントにご満足いただいております。

皆さま方に支えられ、今後はより多くの価値の提供をお約束するのはもちろんのこと、日本経済の発展に少しでも寄与し、世界平和に貢献できる真のグローバル企業を目指してまいります。

さてさて、この代表あいさつを読んで、皆さんは何を感じましたか?

「特に何も感じない」という方も多いと思いますし、「カタカナの専門用語ばかり使っているなー。いかにもIT企業という感じの社長だなー」と感じる方もいるでしょう。


上記はちょっと極端にデフォルメして遊んでみましたが、現実として多くの企業HPの代表あいさつはこんな感じだと思います。無駄に堅苦しかったり、無難なことが書いてあったり。もっと言えば、代表あいさつ以外のコンテンツでも同じではないでしょうか。それっぽいことが書いてあって、特に何も伝わらない。


情報って「伝わらなければ意味がない」と思います。何も伝わらない情報群を作って、いったいどんな価値があるのでしょうか。



弊社はWebのコンバージョンというデジタルなものを担っている会社ですが、コンバージョンを紐解いてみるとその要因は人間一人一人の心の動きにあります。人間心理という非常にアナログなものに対して、小さくても確かな価値を提供することにより心が動き、初めてコンバージョンに導かれます。そのためには「伝える努力」が必要ですし、そもそも「伝えるべきものは何なのかを明確にすること」が重要です。


この代表あいさつも上記のように一つギミックを用意したことによって、一般的な代表あいさつに比べて精読率は上がると思いますし(伝える努力)、弊社がどんな会社なのかも理解しやすくなっていると思います(伝えるべき本質)。 ギミック部分で離脱されてしまったら、それは私の負けです(笑)。当然ながらうまくいかないこともありますし、今回のような小手先の仕掛けを打つことだけが施策というわけではありません。ユーザーに興味を持ってもらうには、色々な戦略が考えられます。Web上で情報を取り扱う以上、どうしたらエンドユーザーが情報を受け取りやすいのかを日々追求しなければならないと考えています。


弊社は大きな会社ではないのでご提供できる価値の量には限界があります。正直なところ、お仕事をお受けできないことも多いでしょう。もしご縁があってお取引させていただく場合には、綱引きの関係性ではなく、お互いに潤うwin-winの関係性を強く意識しています。つまり、弊社ではメリットを提供できないと感じる場合はお仕事をお引き受けしませんし、逆に弊社にメリットがない場合もお引き受けしません。それが経済の正しい形だと考えています。


もちろん取引先だけではなく、従業員やその家族を含め、全てのステークホルダーとの関係性においてwin-winが作れるよう、そしてこれが単なる言葉だけのきれい事にならないよう、日々真剣に必死に取り組んでいきます。

代表取締役 籾山 賢造

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