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Web業界のジレンマについて想うこと

2018年07月24日

久々に見積もり依頼をいただき、書きたくなったので書く

久々にブログ書くよ!
他の場所でも文章を書いてるから、どうしてもここのプライオリティは下がっちゃうんだよねっていう。
言い訳おじさん。

先日、知り合いから見積もり依頼をいただきました。
企業のオウンドメディアコンサルとか、成果型広告運用の相談ですね。

で、いつもどおりお断りしました。
この辺の事情について、Web業界のジレンマのようなものを常に感じているので、サラッと書いてみます。

Web業界のジレンマとは?

弊社はこのHPに記載のある通り、「成果と向き合うWeb運用」を仕事にしています。
意外とここができる企業は少ないというのはHPに書いてあるとおりです。

ではなぜ、ここをサポートできる会社はこんなにも少ないのでしょうか?
Web制作会社は腐るほどあるのに。

これはすごく単純な理屈がありまして、

ここができるなら自社メディア運用、自社商品・自社サービス販売をしたほうが圧倒的に儲かる

という身も蓋もない話があります。
みんなわざわざサポート業務、コンサル業務なんてやらなくなっちゃうわけですよ。

予算感がぜんぜん違う

弊社の利益も大半は自社メディア運用による広告収入です。

工数に対して売上・利益の最大化を考える場合、企業さんにコンサルティングするよりもこちらのほうが圧倒的に効率的なんですよ。

もっと言えば、その広告費を出してくれている広告主へのコンサルティングをしたほうが利益の最大化に繋がります。
月に数億円のWeb広告予算を使う企業、結構ありますからね。

そもそも、多くの企業さんはこちら側の相場を知らないので予算感が全く合いません。
地元の企業さんなら尚更。
2倍3倍の話ではなく、文字通り一桁二桁違うんですよね。

結果を出せないからコンサルしている?

となると結局、Webの成果と向き合う仕事を受託している会社は、本当は成果を出せないんじゃないか疑惑が生まれます。

これは一概には言えないんですが、そういう矛盾があることだけは知っておいたほうがいいです。

もちろん、全部の会社が全部ダメなわけではないんですよ。
でも、振り切ったらやっぱり自社メディア運用、自社サービス展開になるんですよ。エイチームさんのように。

それをやらない明確な理由があればいいんですけどね。

これはどんな業界のコンサルでも同じかもしれません。
僕は以前に美容業に携わっていましたが、美容院のコンサルをしている人を見かけると、「いやいや、だったら美容院開けよ!自分で成功してからコンサルしてよー」と思っていましたよw

僕がこういう案件を過去に受けた理由

僕は個人事業を立ち上げた当時、まだ実績が無かったのでこういう仕事を孫受けでもらったりすることがありました。

その後、結果を出せて法人化した後も、興味のある企業さんの案件は受託案件として受けたことがありますし、現在も続いています。

ただ、やっぱり採算だけで見たら全く合いませんよ。
工数計算したら100%赤字仕事ですよw
企業としては不健全な受託と言えますね。

他の複合要因があるのでお手伝いさせていただいているという状態です。
例えば上場を目指している企業さんがいて、その過程を内部で手伝えるのは面白いなーとか。

まとめ

何が言いたいかというと、こういう案件を結果の出せる人・会社に任せる場合、そういう過渡期しかタイミングがないんじゃないかなーと思うわけです。
ずっとやってる会社があるとすれば、上記の矛盾を抱えてしまってるわけで。

弊社としては少しでも提供できる価値の量を増やすための取り組みもしています。
簡単に言えば、内外問わず人を育てて同レベルの価値を提供できる人を増やすということですね。

でもこれ、結構難しいんですよね。苦戦してます。
せっかくノウハウがあるので、もっと広げられるように努力していきます。